保育所の待機児童、減少していると聞いて少し安心したけれど、本当のゼロになる日は来るのでしょうか。2024年4月時点での待機児童数は、2567人と過去最少を記録しました。これは去年より113人も減っていて、7年連続の減少。2017年のピーク時と比べると、その数はなんと10分の1以下になっています。
どうしてこんなに減ったのか気になりますよね。実は、保育の受け皿が増えたことに加え、予想以上に就学前の子供たちの数が減少しているんです。その結果、申し込み者数も見込みより少なかったということ。
でも、まだまだ安心はできません。全国には217の自治体で待機児童が残っていて、しかもそのうち100人以上の待機児童を抱える自治体が2つ増えています。地域によっては宅地開発で子供の数が急に増え、保育所の需要が追いつかないところもあるようです。
待機児童とは?
待機児童って言葉、ニュースでよく聞くけど、具体的には何を指しているのかご存知ですか?実は、待機児童とは、保育所に入りたいけれども、入れずに待たされている子どもたちのことなんです。親としては、職場復帰などのために、できるだけ早く安心して預けられる場所が欲しいのに、希望する保育所が定員オーバーで受け入れてもらえない…そんな状況に陥るのが「待機児童」です。
この待機児童の問題は、都市部で特に深刻です。仕事と子育ての両立を目指す家庭が増える中で、保育所の需要も高まっています。でも、保育所の数や保育士さんの確保が追いつかず、結果として待機児童が生まれてしまうんですね。さらに、地域ごとの人口動態や宅地開発の影響も大きく、規模の大きなマンションで新しく家族が引っ越してきて子どもの数が増えると、その地域の保育所がパンクしてしまうこともあるんです。私が住む横浜市も激戦区は入れる気がしないとよく聞きます。
【保育所等関連状況取りまとめのポイント】
〇保育所等利用定員は304万人(前年比0.6万人の減少)
〇保育所等を利用する児童の数は271万人(前年比1.2万人の減少)
〇待機児童数は2,567人で前年比113人の減少
- 待機児童のいる市区町村は前年から14減少して217市区町村。
- 待機児童が100人以上の市区町村は2市。
- 待機児童が100人以上増加した市区町村は1市。
100名以上待機児童数がいる県は?
埼玉県 | 241人 |
東京都 | 361人 |
神奈川県 | 188人 |
三重県 | 108人 |
滋賀県 | 353人 |
大阪府 | 111人 |
兵庫県 | 256人 |
奈良県 | 135人 |
沖縄県 | 356人 |
確かに2017年のピーク時と比べると、待機児童数は10分の1以下で100人以上待機児童がいる県は、9件に減っている。
でも、これって県単位の利用定員数に対してなんですよね。。。
私たちが困っているのは、市単位でもなく町単位!
通勤時の満員電車に子供と乗っているママをよく見かけますが、電車に乗って遠い保育園に通園するのは大変そうです。
私の友達も園まで自転車で20分。。。そこから通勤するために駅まで15分。。。汗だく
待機児童が解消された。。。まだまだ、そんなことは無いかと( ノД`)
こども家庭庁は、今後も待機児童を解消するために、自治体にヒアリングをおこないながら、市区町村においては「保育コンシェルジュ」などを活用。
潜在的なニーズも含めた保育の利用意向を確認し、それを反映させた受け皿整備を進めることで、
引き続き待機児童の解消に向けた取り組みを支援をしていくとの事です。
Xも少しまとめてみましたが やっぱりねーー